〈連載〉繊維強化プラスチック短信 第14回 次世代戦闘機へのFRP適用について
2022-12-25
日本工業出版社発行の月刊プラスチックで連載中である「繊維強化強化プラスチック短信」にて、以下のメルマガに関する内容が掲載されました。
今の時世を反映してか、上記のメルマガのバックナンバーは多くの方に読まれているようです。
戦闘機の技術は秘密のベールに包まれていることが多いため、神秘的な部分があるというのもその一因かもしれません。
軍事技術は通信、制御を中心とした多機能化になっていますが、その土台である構造部材に対する研究開発は今も進められていると考えます。
本質的な部分に目を向けることが重要というのはここでも変わりがないかと思います。
編集者の方からはトップガン マーヴェリックを例に空中戦だけに目が行きがちだが、機体や乗員に危険が無いよう目的達成に向かって進むことの重要性が触れられています。
恐らくですが、映画で描かれるような激しい空中戦を行わなくてはいけない時点で、かなりの劣勢か戦略不足というのが現実的な見方なのかもしれません。
軍事技術の発展が身近な民間技術の発展につながるという事実はありますが、望ましいこととは思えません。軍事技術が不要になる時代に一刻も早くなって欲しいと思います。
本内容は2022年12月号に掲載されています。
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