〈連載〉繊維強化プラスチック短信 第28回 Glass Fiber Europeによる自動車向けGFRPリサイクル指針
2024-03-17
日本工業出版社発行の月刊プラスチックで連載中である「繊維強化強化プラスチック短信」にて、
以下のメルマガで紹介した自動車向けGFRP(ガラス繊維強化プラスチック)リサイクル指針に関する記事が掲載されました。
Glass Fiber Europe が示した自動車向けGFRPのリサイクルに関する指針
FRPの中で自動車向けに多く用いられるGFRP。
ロービングクロスやガラスマット等の連続繊維や長繊維を強化繊維としたものではなく、
繊維長が数mm以下の熱可塑性樹脂を用いた射出成型品が主材料となります。
このような材料をどのように再利用すべきかについて、
Glass Fiber Europeが指針を出しています。
ここでは「そのまま使う」という考え方が含まれており、
日本の昔ながらのものを大切にする文化に通じるものがあります。
2020年実績で1000万トン以上が使われているGFRPを、
持続可能にするためのライフアセスメントの考え方に、
一石を投じる取り組みかと思います。
本内容は2024年3月号に掲載されています。
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