社内研修の一環としてスポットセミナーをお客様の社内にて開催することが可能です。自社内でのセミナーとなるため、要望に即したカスタマイズされた内容にすることに加え、他社の聴講者を意識せずに踏み込んだ議論が可能となります。スポットセミナーをご検討されている場合は、こちらのページから「執筆・講演依頼」にチェックの上、スポットセミナーを検討されている旨ご連絡ください。
スポットセミナー実施までの流れや過去の事例もご紹介しています。
FRP業界参入を検討中、または参入間もない企業からの基本技術や業界動向を教えてほしいという要望から、FRP業界に参入済みで実績があるものの、自社の開発の進め方や製品拡販戦略を再検討するきっかけを作りたい、といった要望に応じたものとなります。東証一部上場の大手企業をはじめ、複数企業での実施実績があります。FRP Consultantのコンサルティングを検討するにあたってのトライアルとしてもご活用いただいております。
聴講者の方々においては受動的な姿勢で話を聞くのではなく、スポットセミナーで紹介した資料を出発点として議論を交わすことで理解を深めることはもちろん、実務上への落とし込みを進めるよう、講師が積極的に聴講者に問いかけるスタイルをとっています。ある程度実務に関する話が多く出る場合は、スポットセミナー実施の前に機密保持契約を締結するケースもあります。
FRP業界動向
– 社内向けにFRPの業界動向を説明し、社員の視野を広げるきっかけを作ってほしい
– FRPを用いた実例を紹介してもらいたい
上記のような要望に応じた内容となっています。日々更新される国内外の情報収集に加え、研究開発最前線での企業サポート業務を通じて実感していることなどをわかりやすく解説します。また、公開されているFRP適用実例についても概要をまとめたうえで解説を行います。マスメディアの情報だけではわからない業界の潮流をご理解いただけると思います。
FRP関連技術の基礎
– FRPの基本から解説してもらいたい
FRPの基本というのは実はとても広い意味を持ちます。
FRPという材料だけを見ても強化繊維と樹脂。前者については繊維の種類だけでなく織り方、加工方法を含めた基材設計に関する話、後者については高分子化学に関連した有機化学の話があります。その後の成形加工についても、成形だけ見てもオートクレーブ、RTM、プレス成形、インフュージョンなど種類があり、加工についてもマシニング、レーザー、ウォータジェットなどそれぞれについてもポイントがあります。さらには成形加工と密接に関係のある検査工程、例えば寸法検査、非破壊検査、目視検査があり、それぞれにも具体的な技術や解説すべき重要点が存在するのです。当然ながら、FRPの設計に関する話もあり、各種材料試験とその結果の解析方法と設計データへの落とし込み、該データを活用したCAE、さらには欠陥許容値を決定するための評価方法などがあります。
上記の通り、一連の解説には終日、または丸2日間が必要なケースがあるため、技術の中でどのような領域のことについての解説が必要なのかというように範囲をしていただくことで数時間に圧縮することも可能です。
FRP事業戦略
– 自社技術を活用した開発の方向性提案が欲しい
– 現在進めている研究開発業務の中で不足している自社製品の拡販をするにあたり不足している技術データや技術的観点からの事業戦略を教えてほしい
FRP業界参入を検討中、または参入間もない企業はもちろん、ある程度業界での歴史ある企業であっても必ずしも自社の開発の方向性が顧客ニーズとマッチしていないということが多々あります。このような状況を打破するため FRP Consultant のエンドユーザーとしてFRP製品の設計、材料研究開発、量産製造、品質保証、単体試験試験といった製品を世に送り出すまでの幅広い実務経験に加え、現在も契約企業と一緒に取り組んでいる研究開発や新規事業推進といった最新の業務経験をフルに活用し、さらにご相談いただいた企業の方々からのヒアリングを踏まえ、製品の拡販に向けた方向性の提案を行います。
自社製品を購入すると想定される顧客はどのようなことを求めるのか、という視点から、技術評価内容やその情報発信方法に至る部分まで具体的なやり方まで説明することで、実務に落とし込むことを目指します。
過去に行ったスポットセミナー実例抜粋
事例1:参入済みで業界動向理解と自社の開発方向性の検討のきっかけをご要望
a. FRP設計(特に自動車用途)に必要な特性、測定方法に関する議論(約2時間)
b. FRP業界動向に関する講演(約1時間)
出席者:約30名
※講演の後、2週間のQ&A対応を含む内容でした。
スポットセミナー依頼元:A社様(大手材料メーカー)
事例2:FRP業界参入検討中のためFRPの基本と参入に向けた議論をご要望
a. セミナー(1時間程度)
– CFRP製造方法概要
– 国内外CFRP業界の現状(問題点含む)と最新動向
– 熱硬化性CFRPと熱可塑性CFRPの違い
– 熱可塑性CFRPの現状
– B社様新規参入にあたっての留意点
b. B社様FRP業界参入にあたっての議論(2時間程度)
– B社様取り組み現状のご紹介とその現状を踏まえての参入戦略ご提案
– その他、ご質問等に対する回答、議論など
出席者:約30名
※内容に具体的な事業戦略が入っていたため、スポットセミナー前に機密保持契約を締結しました。
スポットセミナー依頼元:B社様(中堅商社)
スポットセミナー実施までの流れ
スポットセミナー実施までの流れは以下の通りです。
Step 1 こちらのページから「執筆・講演依頼」にチェックの上、スポットセミナーを検討されている旨ご連絡ください。
Step 2 メール、または打ち合わせで要望すり合わせ
Step 3 スポットセミナーで網羅する項目草案(企画草案)提示
Step 4 上記企画草案に同意の場合、該草案に基づいた見積りを作成、提示
Step 5 見積り同意の場合、スポットセミナー実施(必要に応じて機密保持契約締結)
Step 6 請求書発行、費用支払い